フィリピン慰霊の旅
バシー海峡戦没者慰霊祭と廣枝音右衛門氏慰霊祭の主宰者と行くフィリピン慰霊の旅
ご挨拶
バシー海峡戦没者慰霊祭と廣枝音右衛門氏慰霊祭にご関心のある方へ
皆様こんにちは
いつもバシー海峡戦没者慰霊祭、並びに廣枝音右衛門氏慰霊祭にご関心を寄せてくださり
誠にありがとうございます。
来年2025年は戦後80周年にあたります。
バシー海峡戦没者慰霊祭は戦後70周年にあたる2015年に初めて斎行され、去る11月17日には10回目となる慰霊祭を無事終えることができました。
また、今年は潮音寺管理委員会と共に令和6年度外務大臣表彰を受賞いたしました。
外交、治安上の問題からこの海域だけが日本政府による公式の慰霊祭がなく、バシー海峡に眠る戦没者は長らくお国から見放されてきました。
そんな中、外務省から「バシー海峡戦没者」の名を冠する私どもバシー海峡戦没者実行委員会が受賞したという事実は、この海域の戦没者が戦後79年にして初めてお国から認められた瞬間と受け止めております。
よって、この賞はこの海域に眠る全ての戦没者とそのご遺族に捧げたいと思います。
来年の戦後80周年に向け、この海域における戦没者たちの更なる鎮魂のために、様々な活動を準備しておりますが、
その一環として有志の希望者を募り、フィリピン側よりバシー海峡を望み皆で手を合わせたいと思っております。
また、廣枝音右衛門氏慰霊祭はマニラ市街戦で自決した廣枝氏の部下である台湾人日本兵達が、上官である廣枝氏に感謝して
1976年9月26日に苗栗県獅頭山にて初めて慰霊祭を斎行しました。その日から来年で50周年となります。
そして、本企画が催される2月23日は廣枝音右衛門氏がマニラ市街戦で自決した日であり、その日から80年目の節目の日となります。
その日その時刻に合わせて廣枝氏が自決を果たされた場所で皆様と合掌したいと思っております。
また廣枝氏と部下の台湾人日本兵達がマニラ市街戦前後に居た場所を訪れ、当時を偲びます。
上記2つの企画が催される前に、カリラヤ日本人戦没者慰霊園にて献花を行う企画も設けました。
カリラヤ日本人戦没者慰霊園は日本政府が南方戦域で亡くなった戦没者の追悼施設とのことで、その戦域にはバシー海峡戦没者やマニラ市街戦での戦没者も含まれます。
8月15日には在フィリピン日本大使館が主宰する国の慰霊祭も催されています。
政府公認の追悼施設ということでまずはここに訪れて合掌・献花を行いたいと思っております。
また、帰路モンテンルパの元刑務所と日本慰霊公園にも訪れます。
モンテンルパ元刑務所は戦後の主に日本のBC級戦犯が収容・処刑された場所で、多く冤罪も生み出されたともいわれています。
戦禍に散った同胞だけでなく、戦後処理によって無念にも命を落とさなければいけなかった同胞達にも手を合わせられればと思っております。
戦争の記憶を風化させぬためにも、台湾にて毎年行われている両慰霊祭だけでなく、
これらの企画を通じて、戦地であるフィリピンよりその軌跡を辿り、当時を偲びたいと思います。
台湾における慰霊祭は毎年続けてまいりますが、本企画は80周年記念として一度限りの企画となります。
日本は2月24日(月)が祝日に当たり土曜日を入れると3連休となるため、日本からお越しになりやすい日程かと思われます。
慰霊祭同様、ボランティアによる運営になります。そのため、定員になり次第募集を終了する予定でございますので、お早目の参加申し込みをお願いいたします。
企画要旨
①2025年2月21日(金)カリラヤ日本人戦没者慰霊園・モンテンルパ刑務所・日本慰霊公園参拝の旅
1)集合・解散
集合:9時 ヴァレロ グランド スイーツ バイ スイス ベルホテル Valero Grand Suites by Swiss-Belhotel(マニラ・マカティ地区)
解散:18時頃 ヴァレロ グランド スイーツ バイ スイス ベルホテル Valero Grand Suites by Swiss-Belhotel(マニラ・マカティ地区)
2)スケジュール概要
・カリラヤへ移動
・カリラヤ日本人戦没者慰霊園にて合掌・献花
・昼食
・モンテンルパへ移動
・モンテンルパ元刑務所と日本慰霊公園へ参拝
・マニラへ移動後夕食
3)定員
最大10名程度
4)参加費用:
一般:10,000日本円、2,000台湾元(献花代・昼食代・夕食代・カリラヤ及びモンテンルパ移動費・入場料を含む)
学生(移動・食事席有):8,000円、1,600台湾元(同上)
幼児(移動・食事席無):無料(幼児入場料が生じた場合は実費)
②2025年2月22日(土)ルソン島からバシー海峡戦没者を偲ぶ旅
1)集合・解散
マニラ集合:10時マニラ空港第2ターミナル フィリピン航空チェックインカウンター
ラオアグ集合:13時ラオアグ空港到着ターミナル集合
ラオアグ解散:21時ラオアグ空港出発ターミナル解散
マニラ解散:22時30分 マニラ空港第2ターミナル 到着ターミナル
2)スケジュール概要
・ラオアグ市内へ移動
・昼食
・ラオアグ郊外のヒ71船団撃沈地点に最も近い陸地より合掌
・マイライラポイント(ルソン島最北端)にて合掌
・ラオアグ市内にて夕食
・ラオアグ空港へ移動
3)定員
最大10名程度
4)参加費用:
一般:10,000日本円、2,000台湾元(献花代・昼食代、夕食代、ラオアグからの移動費を含む)
学生:(移動・食事席有):8,000日本円、1,600台湾元(同上)
幼児(移動・食事席無):無料
5)飛行機の手配
ラオアグ空港での現地集合・現地解散をお選びの方はご自身の旅行スケジュールに適した飛行機便をお選びいただき、ご自身で手配してください。
マニラ出発、マニラ解散の飛行機をお選びの方は、下記飛行機便を選択し、ご自身で手配してください。
マニラ(MNL)11:10→ラオアグ(LAO)12:20 PR(フィリピン航空)2196
ラオアグ(LAO)21:15→マニラ(MNL)22:25 PR(フィリピン航空)2199
ウェブ上の旅行予約サイト(例;Trip.comやAgoda)を使って手配いただきますと11月22日現在で往復料金で6600日本円程度となっております。
下記を参考にしていただき、各自での手配をお願いします。
https://www.skyscanner.jp/transport/flights/mnl/lao/250222/250222/config/14213-2502221110--31964-0-13407-2502221220%7C13407-2502222115--31964-0-14213-2502222225?adultsv2=1&cabinclass=economy&childrenv2=&ref=home&rtn=1&preferdirects=false&outboundaltsenabled=false&inboundaltsenabled=false
マニラ⇔ラオアグ間の飛行機が欠航または遅延になった場合、企画の中止、縮小の可能性もありますので、予めご了承ください。
③2025年2月23日(日)廣枝音右衛門警部と台湾人日本兵達のマニラ市街戦の軌跡を辿る旅
1)集合・解散
集合:10時 マニラホテルロビー
解散:20時頃 ベイリーフホテル(イントラムロス内)
2)スケジュール概要
・マニラ市街戦が始まって前半の拠点としていた旧・農商務省ビル(現・マニラホテル)
・マニラ着任後半市街戦直前まで警備していた連合国非戦闘員捕虜収容所(現・サントーマス大学)
・昼食
・サンチアゴ要塞(日本軍司令部拠点)
・イントラムロス(廣枝音右衛門氏自決場所・劉維添氏投降場所・サンオークスティン教会・マニラ市街戦慰霊碑など)
・15時頃に廣枝音右衛門氏自決の場所にて合掌
・夕食
イントラムロス内にあるBayleaf Hotelのレストラン「SKY DECK」にて
イントラムロス、リサール公園、マニラホテル、マニラ湾などを眺めながら会食
3)定員:最大10名程度
4)参加費用:
一般:7,500日本円、1,500台湾元(昼食代・夕食代・マニラ移動費・博物館など入場料を含む)
学生(移動・食事席有):6,000日本円、1,200台湾元(同上)
幼児(移動・食事席無):無料(幼児入場料が生じた場合は実費)
注意点
開催方針について
本企画は如何なる政治、宗教団体の偏りも無く、如何なる金銭的支援も受けず、純粋に戦没者を慰霊する為に企画されました。
従いまして、如何なる政治団体、宗教団体であろうとも純粋に慰霊を目的としたものであればご参加いただくことが可能です。
但し、慰霊目的以外で特定の政治、宗教目的を果たそうとする如何なる行為も固くお断りしています。
純粋な慰霊を阻害、もしくは阻害する恐れのある行為については、お断りすることももございますので、予めご了承ください。
参加スタンスについて
本企画は主宰者のボランティアで作り上げています。
これは参加者にも同様のことが言えます。実費相応のご負担は頂くものの、参加者おひとりひとりが企画運営の主体者であることを忘れずに参加頂く事をお願い申し上げます。
主宰者を旅行会社の添乗員と勘違いされるような、いわゆる「お客様意識」による過度なご要望や全体行動を乱す行動など、
企画運営に支障をきたす恐れのある方にはご参加をお断りさせて頂く場合がございますので、予めご了承下さいませ。
責任範囲について
参加者の皆様にできるだけ安価にご参加頂く為、旅行会社は使用せず、主宰者のボランティア活動にて実費相応でご提供させて頂いております。
その為、万が一事故などが起こりましても、主宰者として責任は負いかねますのでご了承下さい。
参加者各自の責任のもとで旅行を行って頂くことになりますので、各自で海外旅行保険にご加入頂くことを強くお勧め致します。
旅行形態について
①②③はそれぞれ独立した企画となりますので、日程や主旨などを勘案の上、ご自由に選択していただけます。
本企画は主宰者のボランティアにて行われる現地集合現地解散の企画になります。
マニラまでの往復航空券、マニラでの宿泊、集合場所までの移動手段、旅行上のトラブルなどはすべてご自身の責任の範囲で行っていただきます。
②ルソン島からバシー海峡戦没者を偲ぶ旅にご参加の方はラオアグ空港集合解散になっておりますが、当日マニラからご出発される方はマニラ空港で
マニラでのホテルにつきましては②の集合場所であるマニラホテル(該当日1泊2.0~2.5万)、解散場所でもあるベイリーフホテル(該当日1泊1.5~2.0万円程度)が便利です。安価でかつ治安の良いエリアとしてはマカティ地区のホテルをお勧めいたします。
フィリピン内の移動は東南アジアでNo.1の配車アプリ「Grab」の使用が便利で、お勧めしております。法外な料金を請求される心配もありませんし、クレジットカード登録をしていただければ、支払い上のトラブルもございません。事前にアプリのダウンロードとクレジットカード登録をお勧めいたします。
企画費用について
各企画に記載の費用を暫定費用として徴収いたします。
当日上記以上の費用がかかりました場合は、追加実費費用としてフィリピンペソで徴収いたしますので、多少の現地通貨をご用意くださいませ。
また、上記費用を下回りました場合は、ボランティアで引率担当しているスタッフの参加費用の一部に充当させていただきますので、予めご了承くださいませ。
服装について
フィリピンは2月でも大変暑いことが予想されます。極端な肌の露出や、華美な服装はお控え頂く必要がありますが、正装、喪服にこだわらず、過ごし易い格好でご参列下さい。
また、突然のスコールや猛暑に備えて着替えやタオルなどをご用意することをお勧めいたします。
幼児、子供、学生料金について
座席を伴うものについては、大人子供の区別がございませんが、子供・学生については一般より2割減額した優遇料金にさせていただきます。
移動・食事中に保護者の膝に乗せられることのできる幼児については費用はかかりません。
尚、幼児の場合でもお1人ずつのお申し込みが必要になります。
お手数をおかけしますが、お一人様ずつのご入力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
スケジュールについて
ホームページとFACEBOOKに随時最新スケジュールを更新しております。ただし、現地の状況によってスケジュールは変更される可能性がございますので、予めご了承ください。
お支払いについて
お申込み後1週間以内にお振込みをお願いいたします。お振込手数料はご負担をお願いいたします。お申込みとお振込みをもって正式な受付といたします。
キャンセルポリシー
2025年1月24日(金)まで0%、2月7日(金)まで50%、2月15日(金)まで75%、当日まで100%のキャンセル料金を受けます。
差額をお振込みさせていただく際は、お振込手数料を差し引かせていただきます。
個人情報の取扱いについて
お申込みいただきます個人情報につきましては、企画に必要な先への情報提供以外で使用することはございません。
旅のしおり
この「旅のしおり」は既にお申込みいただいている方にお読みいただくものになります。
既に「注意 事項」を熟読の上でお申込みいただいているものと思いますので、重複する部分もございますが、いずれも必要な情報ですので、精読いただけますようよろしくお願いいたします。
基本姿勢
この企画は主宰者のボランティアにて執り行われるものです。
主宰者は旅行会社ではありませんし専任ガイドも付きません。
主宰者も皆さんと同じ個人旅行者です。それぞれが自己責任のもと、同じ目的(慰霊)で旅をする仲間としてお互いが協力し合って素晴らしい企画にして参りましょう。
・お客様意識で主宰者やボランティアスタッフに何でもしてもらおうとする方
・既に記載済みの内容について熟読せずに、旅の基本情報を何度も確認される方
・万が一のことがあった場合にも自己責任であることを認識されていない方
にはご遠慮いただいておりますので、今一度ご確認の上ご参加を判断いただければと思います。
慣れない異国の地にて何かと不便なこともあるかと思いますので、お力になれることはできる限りさせていただきます。上記の基本姿勢をお持ちの上でも不安なことがございましたら、ご遠慮なく主宰者並びにボランティアスタッフにお問い合わせくださいませ。
飛行機
・日本、台湾、その他の地域より飛行機でフィリピン・マニラ入りされることと思います。
台湾からお越しの方はボランティアスタッフが登場する便を下記に記載しますので、この便にお乗りいただければボランティアスタッフがご一緒させていただきます。
2025年2月20日(木)
TPE 台北(桃園)10:20→MNL マニラ 12:35
フィリピン航空PR891
2025年2月24日(月)
MNL マニラ 18:25→TPE 台北(桃園)20:35
フィリピン航空PR894
・②2月22日(土)をお申込みの方は当日マニラからラオアグという空港まで飛行機で移動します。②の企画参加の他に各自で下記飛行機を予約し、発券してください。
2025年2月22日(土)
MNL マニラ11:10→LAO ラオアグ 12:20
フィリピン航空PR2196
2025年2月22日(土)
LAO ラオアグ21:15→MNL マニラ 22:25
フィリピン航空PR2199
Trip.com,Agodaで予約すると往復8000円~10000円で購入できるようです。
ホテル
・主宰者はマカティ地区といわれる日本人が多く居住する、比較的治安の良いといわれるエリアに宿泊します。ホテル名は下記のとおりです。
ヴァレロ グランド スイーツ バイ スイス ベルホテル Valero Grand Suites by Swiss-Belhotel(該当日6500~8000円程度)
主宰者と同じホテルに宿泊希望の方は、Agoda,Trip.com,Booking.com,Klookなどの予約サイトから宿泊希望日を予約されることをお勧めします。
尚、①2月21日(金)はこのホテルよりバスが出発することとしております。
・③2月23日の集合場所であるマニラホテル(1泊2.0~2.5万)、同日解散場所であるベイリーフホテル(1泊1.5~2.0万円程度)は歴史的な由緒あるホテルです。③中心に参加される方はいずれかのホテルに宿泊されることも選択肢の一つとして考えてみても良いかもしれません。
食事
参加者によって参加される企画・日にちが異なる異なると思いますので、該当する部分をご確認ください。〇印が企画に含まれる食事となります。
①2月21日(金) 朝 × 昼 〇 夜 〇
②2月22日(土) 朝 × 昼 〇 夜 〇
③2月23日(日) 朝 × 昼 〇 夜 〇
フィリピン内移動
Grabという配車アプリをインストールし、クレジットカード登録までしておいてください。
このアプリは東南アジア最大の配車アプリです。
流しのタクシーよりも安全・安心に目的地に到着することができ、価格もリーゾナブルです。
現地通貨
フィリピン内での両替は空港、ホテル、銀行、街中の両替所、ATMなど多様な手段で現地通貨(フィリピンペソ)を手にすることができます。
また、クレジットカードも多くの場所で使用可能です。
マニラの空港での両替はそこまでレートが悪くはありませんので、まずは少額を両替し、後はクレジットカードを使用するなどで対応すれば良いかと思います。
現地でのコミュニケーション
旅行中は企画参加者同士のグループLINEを作成いたします。
フィリピン内でもスマートホンが使用できるようにしておいてください。
選択肢としては
①モバイルWIFIをレンタルする
②フィリピンでも使用可能なプリペイドSIMを購入する
③現在使用の通信会社の海外サービスを利用する
などがございます。
①は事前にネット予約すれば出発の空港などで受け取れます。
②は事前にアマゾンなどでSIMを購入できます。
③はお使いの通信会社にご確認ください。
海外旅行保険
本企画は参加者各自による自己責任での個人旅行になります。
(主宰者はボランティアの範囲でできうる限りのサポートをさせていただきます。)
そのため、海外旅行保険に加入されることを強くお勧めいたします。
お申込みフォーム
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